土日で沖縄行くって会社で言ったところ、驚かれました(笑)。まあ、確かに今回は栃木→東京の漫喫→飛行機で早朝沖縄→日曜夕方に東京→栃木に帰宅という、去年より面倒なスケジュールだったので正直疲れました。が、しかし、可愛いオオメジロザメの子供たちに会うためならそんなの知ったこっちゃない!!!
ってことで、今年も参加して参りました。シャークジャーナリスト沼口麻子さん主催、沖縄サメ合宿(*^▽^*)!
今回も秘密のビーチで化石探し、川でのオオメジロザメ観察会、さらに今回は前回僕が参加できなかった美ら海水族館巡りが日曜の日程だったので、そちらも参加してきました。

今年もなかなか大人勢は見つけられず、諦めかけていたその時・・・、
土壇場で諦めの悪さを発揮してゲットしました!!
去年は一個も見つけられず、子供から施しを頂くという情けない結果でしたが、今回は自分の力で見つけることができました。
もっとも、先の細い歯だったので、その後先が折れてしまうという悲劇が起きましたが・・・(´;ω;`)。
さて、その後は前回と同じ川でオオメジロザメ(現地ではシロナカーとも呼ばれます)の観察会です。こちらも乱獲防止などの目的で詳しい場所は公開しませんが、現地の子供や一部の住民は知っているみたいです(逆に全く知らない人もいてビックリでしたが)。
今回も何度かその可愛い姿が見れたのですが、直前にスコールが降って水が濁ったのと、ロウニンアジに邪魔されて生餌が調達できなかったこともあり、前回ほどバンバン見れるという感じではありませんでした。慣れないデジカメ操作にてこずったことも相まって、しょぼい写真しか撮れていません(笑)。

「なんも見えないじゃないか!」という方、ぜひ次回のサメ合宿に一緒に参加しましょう(笑)!!
さて、東京の漫喫泊まってからの飛行機で着いて早々化石探し、サメ見たさで保っていたテンションが12時くらいで限界を迎え、疲労マックス。翌日に備えることに。それでもやっぱりサメが見たくて翌朝早く起きると一匹見ることができました。早起きなら翌日も見れるというのは次回への教訓ですね。
さて、翌朝はホテルみゆきビーチへ。目当てはこちらです。
ノコギリエイの剥製です!!!!ノコギリエイが沖縄でほとんど見れないというその貴重さにも感動ですが、まず驚くべきはそのサイズ。
なんと全長5m!!!写真に写っているのは小学3年生ですが、真っ二つに切られてしまうのではと心配になるでかさです(実際にはそんな野蛮な生き物ではないと思いますが)。

さて、ホテルを後にした僕らが向かったのは、懐かしき美ら海水族館です(^^)
高校の修学旅行以来だったのでとても楽しみにしていましたが、今回行ってみて「修学旅行とかで行くのは『水族館に行く』には入らないな」って感じました。いかに自分が前回ちゃんと回れていないのかが分かりました。
今回は水槽の前でじっくりサメたちを観察することができました。


しかし、そんな中で思わずキュンキュンしてしまったのがコチラ!!
ツマジロちゃん!!!!(遠かったので画質が汚くて失礼ww)
大きくなると体長3m近くになると言われ、危険なサメの一つに数えられることもあるツマジロですが、今回はその可愛いサイズを見ることができました!
「ツマジロだけでも珍しいのに、あんな小さい子が(*//ω// *)!!」とテンション上がりまくりだったのですが、あとで飼育員さんの話を聞くと、「グルグル泳ぎ続けられるように輸送しないと死んでしまうので、逆に小さいうちしか搬入できない」とのことでした。
そして、お待ちかねの水槽です。
「危険ザメの海」。サメは恐ろしい殺人マシーンではないと常日頃訴えている自分ですが、この水槽にはぶっちゃけ檻無しで入るのは僕でも躊躇われますね・・・。
しかし、体高のあるがっしりとした彼らはとても魅力的です。僕は細いサメも小さいサメも平べったいサメも大好きですが、やはりイタチザメやオオメジロザメのような厳ついサメたちが一番好みかもしれません。
かつてこの水槽にはわずかな間だけホホジロザメが展示されていました。思えば、それを知って「見たい!」と思ったその熱意から始まって、サメに対して今のように活動的になれた気がします。いつか生きているホホジロザメを生で見たいものです。それまでは僕は死ねません。
ちなみに、この水槽にはレモンザメとヤジブカも展示されています。レモンザメは大洗水族館で出会ってから、そのニヤケ面が気に入って大好きなサメの一つですが、この水槽のレモンはとにかくでかいです。


ちなみに、ここで初めてちゃんと習ったのですが、ヤジブカと他のメジロザメを見分ける方法として、背ビレの大きさだけでなく、背ビレと胸鰭の位置が肝心なんだそうです。

メジロザメの見分けはかなり難しく、僕はまだまだなのですが、今後このサイトでもサメ図鑑ページを作っていく予定なので、だんだん見分けられるようになっていくと思います。スモールステップで頑張ります。
その他にもウバザメの鰓耙やメガマウスの標本、サメの胎児の標本など貴重な資料がたくさんある美ら海水族館。『The World of Sharks』もさらにいい素材で潤います。さすがに年パスは買いませんでしたが、美ら海水族館にはまた何度も来たいですね。
そんな感じで今回のサメ合宿も無事終わり無事帰宅。翌日から無事仕事に行くこともできました(超しんどかったけど笑)。大好きなものを同じ趣味の人たちと過ごすのはやはり楽しいですね。一人でもサメ活はできますが「自称」社会学者としては、社会との関りとしてサメ仲間の方々も大事にしていきたいものです。
今年はあとどんなサメ活をしようか考え中です。またどこかに行ったらルポ記事書きますので、今後ともよろしく、失敬、よろシャークお願い致します。