ラブカにヨシキリ!サメ盛りだくさんのアクアマリンふくしま!

サメは少ないけど大好きな水族館!ということで以前も紹介したことのある環境水族館アクアマリンふくしまですが、今回はシャーキビリティの高い訪問となりました。

今回の目的は二つ、最近展示が始まった超貴重なヨシキリザメ、そして、ラブカ飼育についての講演イベント!

落ち着いた雰囲気で他の来館者さんを気にせずに撮影と化したかったので、開館と同時に入って近道使ってヨシキリザメ水槽へ(1度の訪問で4周以上しているとこういう時に楽)!

まだ子供ですが、つぶらな大きい黒目、青く輝くその体、まぎれもなくヨシキリザメです!!

トワイライトゾーンを意識した水槽なので暗めではありますが、光が当たった時に見えるインディゴブルーは、「世界で最も美しいサメ」と称されるにふさわしい美しさです。

フカヒレその他サメ肉食品の原料として数多く水揚げされるヨシキリザメですが、外洋性で広い海を速く泳ぐその生態のせいか、水槽内での長期飼育は大変難しいサメです。

今回は食事シーンの撮影はできませんでしたが、餌付いてはいるようなので、長生きして大水槽に仲間入りして欲しいです。

(ヨシキリザメの動画はこちら↓)

ヨシキリザメをじっくり鑑賞したあとは、ラブカについてのお勉強です。

アクアマリンふくしまでは、東海大学海洋科学博物館と共同で、ラブカを卵から育てるという研究プロジェクトを進めています。

「え!卵からって相当難しいんじゃないの?」と思うところですが、ラブカはダメージの少ない状態で野生から生体を手に入れることが難しく、胎生ですが割としっかりした卵殻に包まれているため、卵から育成にはラブカ長期飼育の可能性があるそうです。

アクアマリンふくしまで現在展示風のラブカの卵!ちゃんと発生しています!

これまでの飼育で361日の保育(そのうち卵殻が敗れた状態では116日間)の記録があり、これからの発展に期待大ですね!もっとも、ラブカはギネスも認める妊娠期間最長(3年前後)の動物なので、気が遠くなるかもしれませんが(笑)。

そして今回はなんと、ラブカの実物を触る機会に恵まれました!

顔の前の方に顎がある細長いウナギのような風貌と独特すぎる三又の歯、まさしくラブカです!

Frilled sharkの名前の由来にもなったラブカの鰓です。

 

ラブカの口のドアップ。口の端にある循鱗が大きいように見えるのですが、何か意味があるんですかね?

 

 

ちなみに、比較用の「普通のサメ」として登場したのがこちら。

隆起線や背びれの形からして、一緒にいたサメ好き仲間N君と「クロトガリザメでは?」という結論に至りましたが、皆さんいかがでしょうか?もっと分かりやすい写真を撮りたかったのですが、解凍しきれてなくて動かしにくかったのでご勘弁を・・・。

さて、ここまで色々体験させていただきましたが、どうしても気になることが一つ!

おわかりいただけただろうか・・・・。

ラブカ目!!!

サメには現在9目が知られており、ラブカはカグラザメ目というグループに属しているとされています。カグラザメ目の特徴は第一背鰭しかなく、鰓孔が6~7対と他のサメに比べて多いことで、ラブカの身体的特徴と合致します。

一部ではキクザメ目をこれまで通りツノザメ目におさめ、ラブカを別目にするという説があるとかないとか聞いたので、展示する方がその立場をとっているんでしょうか・・・。生き物の分類とはむずかしいですね。

アクアマリンふくしまにはこれらの外にも珍しい深海魚など面白展示が目白押しで、一部はYouTubeで紹介しました!気になる方はぜひご自身で足を運んでみてください!!

 

【Writer Profile】
自称サメ社会学者Ricky

1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。2016年から現在の肩書を使って活動。社会人として普通に働きながら、サメ関連イベント参加、水族館巡り、水族館ボランティアなどの活動を通してサメについて学び、サメ、環境、水産、動物倫理などの分野で情報発信を行う。

Youtubeでの動画配信や、第3回ソーシャルドリームコンテスト、もうやん文京などプレゼン・レクチャーイベントで登壇。今後、書籍の出版など活動の幅を広げていく予定。

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