お盆1日目。朝6時台から生物の進化について学ぶ読書をしながら電車に揺られ、やって着たのはこちら!
って、この写真だけでどこか分かったら水族館マニアですね。
静岡県の三保にある、東海大学海洋科学博物館に行って参りました!
小さな水族館で派手なショーとかはないですが、東海大学の水族館というだけあり、標本も含めた展示は充実していて素晴らしい水族館です。

この水族館ではシロワニをペアで飼育していて、繁殖を試みているようです。二つある子宮内のそれぞれで胎児が共食いをすることが有名なシロワニですが、繁殖に成功すれば水族館史上に残る偉業になるので、ぜひ頑張って欲しいです。
その他の魚についてもかる~く紹介!




そして、さりげなく貴重な魚が展示されていました!
ティレズ・アネモメフィッシュという珍しいクマノミの仲間です!
クマノミ=ニモという印象が世間では強いですが、実はクマノミには多様な種類がいます。このティレズ・アネモメフィッシュは、オレンジフィン・アネモネフィッシュとセジロクマノミの雑種かもしれないそうです。
「雑種」というとワンちゃんの品種間の子供をおもいつくとありふれたことのように聞こえますが、種、亜種噛んでの雑種の誕生と、それらが稔性(子供を産む能力)をもつかどうかは、進化を考えるうえで大事なポイントなので、このような例は実に興味深いです。
さて、上記のような展示に加え、今回は魚の感覚器官についての特別展も見ることができました!


水中に住むサメや他の魚たちは、陸上にいる僕たちと嗅覚や味覚の使い方が異なります。こうした展示物を見ながら学べるのはありがたいことです。

全部載せると楽しみが減ってしまうので、もっと見たい人はぜひ行ってみてください!お子さんの自由研究にも最適ですよ!!
【Writer Profile】
自称サメ社会学者Ricky
1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。2016年から現在の肩書を使って活動。社会人として普通に働きながら、サメ関連イベント参加、水族館巡り、水族館ボランティアなどの活動を通してサメについて学び、サメ、環境、水産、動物倫理などの分野で情報発信を行う。
Youtubeでの動画配信や、第3回ソーシャルドリームコンテスト、もうやん文京などプレゼン・レクチャーイベントで登壇。今後、書籍の出版など活動の幅を広げていく予定。
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