生きたミツクリザメの泳ぐ姿!年末えのすいでまさかの出会い!

2018年の水族館活動は29日のアクアワールド大洗で終わりにしたはずだったんですが、このニュースを聞いたら動かざるを得なかった。

ミツクリザメの生体展示・・・!!もう一度言います。ミツクリザメの生体展示!

サメ好きでないとなかなか希少性が分からないと思うのですが、ミツクリザメ(学名:Mitsukurina owstoni)は深海に生息する謎の多いサメで、ダイビングで見ることもほぼ不可能、水族館での長期飼育実績もなく、生きている姿を直に見れるのは一般人であれば一生にあるかないかという激レア深海ザメです。

※ミツクリザメの図鑑ページはコチラ

そんなミツクリザメを、実は学生時代に葛西臨海水族園で一度生きた状態で観たことがあるのですが、可能ならもう一度見たい。動画に収めたい・・・。

そんな思いから、2018年最後の日、新江ノ島水族館へと向かいました。

ミツクリザメがいつ死んでしまうか、死なずともバックヤード行きになるか。一刻を争うので、駅につき次第ダッシュ!ぶっちゃけ最初の方の展示はすっ飛ばし、深海生物コーナーへ急ぎます。

大水槽横の深海生物コーナーの端、クラゲコーナーに続く通路側の水槽・・・。

ミツクリザメ発見!!!間に合った!!

やはり弱っていて浮き沈みを繰り返し、そこの方に横たわることもありましたが、思い出したように泳ぎだし、その優雅な姿を見せてくれました。

英名はGoblin shark(鬼ザメ・悪魔ザメ)などと呼ばれ、顎が前に大きく飛び出すという生態もあって不気味に思われることもありますが、その長い尾鰭を振って泳ぐ様子には美しさを感じます。

さて、ミツクリザメは葛西臨海水族園で生体も標本も見たことがありましたが、今回気になったのはこの部分!

水槽がかなり暗いので写真の質が悪いですが、それでもはっきりと分かる頭の上の白い丸。ただハゲちゃっただけにも見えますが、恐らく光を感じることができる松果体窓、通称「第三の眼」と呼ばれる器官ではないかと思われます。

2018年最後にとても貴重なものを見れました。「平成最後の~」なんて言い方はあまり好きではないですが、下手をしたら平成最後のミツクリザメ(笑)。

締めくくりがシャーキビリティ高く終われたので、2019年もサメサメした1年にしますよー!!

 

【Writer Profile】



自称サメ社会学者Ricky

1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国ポートランド州立大学へ留学。2016年から現在の肩書を使って活動。社会人として働きながら、サメや環境問題などについて情報発信を行なっている。水族館ボランティアとしても活動。主な発信分野はサメの生態、水産業、動物倫理、進化生物学など。

Youtubeでの動画配信や、第3回ソーシャルドリームコンテスト、もうやん文京などプレゼン・レクチャーイベントで登壇。今後、書籍の出版など活動の幅を広げていく予定。

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shark.sociology.ricky@gmail.com

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