須磨海浜水族園にアオザメが!?2019年はサメの年か?

2019年1月5日の夕方、スタバで読書という意識高い系みたいな休日を過ごしていた僕のもとに衝撃の知らせが。

「須磨にアオザメが入った・・・!」

須磨海浜水族園は兵庫県にある、メジロザメが沢山いる水槽でサメ好きにはお馴染みの水族館。そこに、水族館ではほぼ間違いなく見ることができないアオザメが搬入されたという。しかも、超絶可愛い子供のアオザメ。

以前にサメBBQで解剖した子供のアオザメ

片道5時間・往復10時間、交通費3万円以上。午前中に行くには遅くとも4時半起床。帰ってきた翌日は月曜なので仕事・・・。

これらの条件を考慮したうえで僕の出した結論は「行くしかない」

始発の電車で新幹線を乗り継ぎ、僕は須磨まで急いだ。人生初の須磨。というか、下手したら人生初の兵庫県です。

アオザメが入ったのは入り口入ってすぐの大水槽。そこに走って目を血走らせて美しい青色の姿を探したが・・・・。

遅かった・・・!確かに愛らしいメジロザメの仲間たちが沢山泳いではいるが、あのアオザメの姿は見えない。岩の影、水槽の底・隅。どこに目を走らせてもダメでした。

他のサメ好きの方にもたまたまお会いして話したが、朝の時点ですでにいなくなっていたとのこと。やはり外洋を高速で泳ぐアオザメ。状態が良かったとはいえ、この水槽では難しかったのでしょう・・・。

 

さて、アオザメは間に合わなかったが、須磨に詳しい方にもたまたまお会いできたので、そのまま須磨を楽しみました。

ハナザメ!大水槽にはハナザメがたくさんいて、しかもみんな小さくて可愛いです!
ホホジロザメの頭部の標本

スマスイの中でシャーキビリティが高いなって思うのはメジロザメだけではなく、このホホジロザメの剥製です。この巨大な頭の剥製のすぐ横には胎児の全身剥製があります。

ホホジロザメと言えばアザラシやオットセイ、クジラなどの海生哺乳類を食べることで知られる映画『ジョーズ』のモデルですが、子供の頃は魚など小さな獲物を食べて暮らしています、そのため、大人のホホジロザメに比べて歯が細長く、大きな獲物を切り裂くよりも、一口で突き刺して丸のみにするサメに近い歯をしています。

大人のホホジロザメの口の中の拡大写真。
ホホジロザメの胎児。下顎歯しか写っていませんが、細がない歯をしています。

 

 

さて、スマスイの魅力はサメだけではありません!他の水族館ではあまり見ない魚たちや、動物園にいそうな生き物も暮らしています。

ウミヘビの正面顔!ウミヘビは魚類と爬虫類のものがいますが、この子は爬虫類のウミヘビです!

 

ヒョウザメ!トラザメに似ていますが、あまり水族館では見ない珍しいサメです。
ウミサボテンというイソギンチャクや
クラゲに近い動物です(植物ではありません!)画質が汚いのはごめんなさい(笑)

また、スマスイは淡水魚も充実しています。他ではあまり見ることができないヘラチョウザメ(学名:Polyodon spathula)も見ることができました!

この餌を食べる時の顔、ウバザメを連想させませんか?チョウザメはサメじゃないんだよっていつも言っている僕ですが、最近チョウザメも好きになってきました(笑)。チョウザメだって魅力的な古代魚ですよね。

ピラルク水槽。スマスイのピラルク水槽は割と広くてピラルクもかなり立派に育っています。

 

アナコンダのお団子。人間も絞め殺すことがある巨大ヘビですが、みんなで集まっている姿はなんかほっこりします。

さて、これ以上写真載せていたらキリがないくらい沢山の生き物がいて、アオザメがいなくても十分に楽しめました!距離はありますが、また遊びに行きたいと思います!

ちなみに、アオザメが見れなかった代わりにこんなものを食べました。

アオザメとヨシキリザメの肉が使われたシャークナゲット!アオザメは美しいだけでなく美味しいサメでもあります。

 

さて、年末えのすいにミツクリ、年始油壷にイタチ、そして須磨にアオザメ・・・。運命だのなんだのは信じませんが、なんだか今年はサメが今まで以上に盛り上がりそうですね!この波に乗って、いや波を起こして、より一層頑張って参ります!

 

【Writer Profile】



自称サメ社会学者Ricky

1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国ポートランド州立大学へ留学。2016年から現在の肩書を使って活動。社会人として働きながら、サメや環境問題などについて情報発信を行なっている。水族館ボランティアとしても活動。主な発信分野はサメの生態、水産業、動物倫理、進化生物学など。

Youtubeでの動画配信や、第3回ソーシャルドリームコンテスト、もうやん文京などプレゼン・レクチャーイベントで登壇。今後、書籍の出版など活動の幅を広げていく予定。

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shark.sociology.ricky@gmail.com

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