美ら海水族館でサメ&魚三昧!

毎年6月後半に参加している沖縄サメ合宿!今年も行って参りました!

去年同様今年も沖縄美ら海水族館に行ってきたので、そこで見た展示をご紹介していきます。

今回は2日連続で行く予定だったので年パスも購入!しかもたまたま来館者5000万人突破記念で限定デザインになっていました!

3日間限定デザインの年パス!

 

 

さてさて美ら海水族館の生き物たち、ずっと眺めていられるような素敵な水槽ばかりなので、ちょこっとずつ紹介していきます。

岩穴から顔をのぞかせるイヌザメちゃん
オニヒトデ。サンゴの敵として紹介されることが多いですが、棘だらけの大きな体にはカッコよさを感じます。
トンガリサカタザメ。エイの仲間ですが、サメっぽいカッコいい見た目をしています。

 

 

さて、美ら海水族館の館内はさりげなく激レア種が点在しているのが特徴です。

目の位置が前すぎるように見えるこのウツボ、ダイオウキカイウツボ(Channomuraena vittata)と言います。この子は国内で初めて確認された個体で、「ダイオウキカイウツボ」という和名自体がまだ仮称でしかないという、激レア生物です。当然美ら海水族館でしか見られません。

この子はオキナワクルマダイ(Pristigenys meyeri)です。クルマダイの仲間は背鰭の棘の尖り方がカッコ良くて結構僕のお気に入りです。

オキナワクルマダイは沖縄以外にも八丈島、土佐湾以南、マリワナ諸島などにも生息していますが、水族館での展示は美ら海限定です。

 

 

さあ、ここからお待ちかねサメの紹介です。

日本国内最大級、8mクラスのジンベエザメです。美ら海水族館の黒潮水槽は長さ35m、幅27m、深さ10m、容量7500トンという超巨大水槽ですが、この大きさは複数のジンベエザメを長期飼育して繁殖を視野に入れて設計されたそうです。

ジンベエザメはあまりにも大きくあまりにも有名ですが、妊娠個体が一尾しか調べられたことがなく、その生殖のほとんどが謎に満ちています。飼育下で繁殖の研究が進めば世紀の大発見になること間違いなしですので、今後の研究が楽しみでなりません。

さて、美ら海のアイドルと言えばジンベエザメですが、美ら海には他にも魅力的な軟骨魚類がたくさんいます。今回はその中でも僕のイチ推しを紹介します!

ツマジロです!!!一昨年、去年、毎年美ら海を訪れその可愛い姿を一年ごとに追ってきましたが、大きく、美しく成長したこの子たちが危険ザメ水槽にデビューしました!

この流線形のボディと白く縁どられた鰭、あまりにも美しすぎる・・・。「天使すぎる」と形容されるホモ・サピエンスとして橋本環奈さんが良く例に出されますが、この子は間違いなくそれを凌いでいると確信できます。

ツマジロ(Carcharhinus albimarginatus)は成長すると3mほどになり、響きが似ているツマグロ(Carcharhinus melanopterus)と比べると結構大型になります。また、ツマグロが浅瀬に生息し水族館でも飼育しやすいのに対し、ツマジロは飼育が難しく、美ら海水族館以外では国内で飼育されていません。

そしてこのツマジロに負けず劣らずの美しいサメたちがこの水槽では暮らしています。

クロトガリザメ。この子も非常に美しいボディをしています。

 

オオメジロザメ。ツマジロやクロトガリへの配慮か、前よりも小さい子が入っていました。頼むから誰も食べないでくれ・・。

 

そしてこの水槽にあのサメが帰ってきていました!

イタチザメ!危険ザメトップ3のうちの一種で、美しい模様と堂々とした姿で人気のこのサメが、危険ザメ水槽に再度デビューしました!

しかもこの子、この美ら海水族館で生まれ育った子だそうです!水族館産まれのイタチザメが展示されるのは世界初だそうです。恐らく生け簀で慣らしてから入れたのでしょうが、美ら海恐るべし・・・。

 

そして、美ら海は生体以外の標本も珍しいものが数多くあります。

こちらはホホジロザメの胎仔の標本です。ホホジロザメは母親が体内の胎仔に無精卵を食べさせて成長する卵食型の生殖方法を用いるサメです。さらに、まさに美ら海水族館(正確に言えば沖縄美ら島財団)の研究で、ホホジロザメが子育てに子宮内ミルクを用いていることも近年明らかになりました。

この標本の膨れた部分は卵黄ではなく、卵食によってパンパンに膨れた胃袋です。母ザメはこのようなサメの子供を複数、お腹の中で育て上げます。まだまだ謎に満ちたサメの生殖の脅威を示してくれる貴重な展示です。

 

全部紹介するとキリがないので最後に一つだけ!

こちらはオオテンジクザメの胎仔です。オオテンジクザメ(Nebrius ferrugineus)はテンジクザメ目では珍しく胎生で、ホホジロザメと同じく卵食で育ちます。

さらに、こちらも美ら海水族館で確認されたのですが、母胎の中で左右の子宮(サメの子宮は二つあります)の間を行き来しているのがエコー映像で確認されました(概要はコチラ)。

水族館はレジャー施設と考えられがちですが、このように展示生物の研究を進め、それを僕たちに教えてくれています。美ら海水族館は特にその姿勢が強く感じられるところも魅力の一つだと思っています。

今回たくさん動画も撮影したので、近いうちにまとめてYouTubeにアップする予定です。美ら海はすごい展示がありすぎて全然紹介しきれないので、そちらもご覧ください!というか現地に行ってください笑

引き続きよろしくお願いします!

 

 

【参考文献】
内田詮三 『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』2012年 p47

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です