元旦は油壺マリンパークへ!

新年あけましておめでとうございます!

2019年、家に届いたサメが妊娠してたり、YouTubeの質を高めたり、ソロでトークイベントやったり展示会に出展したり、引っ越したりと色々あって濃密な時間を過ごせました。

そして2020年の1月1日、何をしようか迷った挙句、去年と同じように京急油壺マリンパークに行きました(実家まで電車が乗り換えなしなので帰りに新年の挨拶をしやすかったという理由です笑)!

入ってすぐの水槽で出迎えてくれたのはシロチョウザメ。大きな体なのに目が小さくて可愛いですね。

何度でも言いますがチョウザメはサメではありません。サメが軟骨魚類(厳密に言えば軟骨魚綱・板鰓亜綱)というサバやアジなどとだいぶ離れた分類の魚ですが、シロチョウザメを含むチョウザメの仲間は条鰭魚綱・軟質亜綱という、普通の硬骨魚にもっと近い分類になります。

頭が?でいっぱいになった人のためにざっくり言えば、アジとサメはヒトとカラスくらい離れているけど、チョウザメはそれよりはアジに近いよって感じです。

しかし、それでもチョウザメ、特にシロチョウザメはこのちょぼんとした顔が可愛くて好きですね。ヒゲが出てるのもチャーミングです。ちなみに油壺のシロチョウザメは40年以上飼育しているそうです。僕の受精卵が誕生する前からずっと生きてきたわけですね。大先輩です。

 

さて、そんな歴史ある水族館なこともあってか、なかなか興味深い研究資料や解説が展示されているのも油壺マリンパークの魅力です。

こちらはダイオウイカの標本です。これ自体も貴重な展示ですが、隣の解説版には複数種いたと思われていたダイオウイカがArchiteuthis duxに統一されるまでの経緯や日本近海のダイオウイカが腕の長さ・形状から3タイプ(長腕型・中腕型・短腕型)に分かれる点などが簡潔に記載されていました。ただ「ダイオウイカすげー!」で終わらせないところが良いですね(分類に関しては諸説あります)。

また、京急油壺マリンパークはメガマウス標本が展示されている数少ない水族館の一つでもあります。鰓の鰓耙、骨格、心臓、など様々な部位を観察できる非常に貴重な展示です。

 

さてさて、他にも面白い展示がありますが、サメ好きとして取り上げたい油壺最大の魅力はドーナツ水槽です。

ぐるっと周りを水槽に囲まれて、魚の大群や大きなサメ・エイたちを観察することができます。ここに来るとサメを追いかけてクルクル回ってしまうのはサメ好きの性です笑

オオメジロザメです!言わずと知れた危険ザメトップ3に入るサメで、しかもそんな子が3匹も泳いでいます。典型的なサメ型ですが他のメジロザメの仲間に比べると体格ががっしりしていて背鰭も大きいので、見分けやすくカッコいいサメです。

シロワニです。歯をむき出しにしていますが、正面から見ると可愛くないですか?他のサメと同様大きいので迫力満点ですが、水槽内では一番大人しいと思います。

レモンザメです。名前の由来はレモン色っぽい体色なのですが、環境などによりそこまでレモン色にならないようで、この子もだいぶ白っぽい色をしています。ただ、かなりムチムチした迫力ある大きさなので、白い体がかえって神々しく見えます。

 

これだけ綺麗でカッコいいサメがいる油壺マリンパークですが、実はワンちゃんを連れてきてもOKという他の水族館ではなかなかない特徴があります。関東県内に実家がある方は、ペットを連れて初サメ見に行くのもいいかもしれません。

実家のワンコです。人見知りで老犬なのもあってお留守番です笑

2020年もサメ活を頑張り、より一層発信活動を行いますので、今年もよろしくお願いします!!

 

【Writer Profile】

サメ社会学者Ricky

1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国ポートランド州立大学へ留学。

社会人として働きながら、サメの生態や環境問題などについて情報発信。主な発信分野はサメの生態、水産業、動物倫理、進化生物学など。

本HP『World of Sharks』での運営のほか、Youtube動画配信、トーク・プレゼンイベント登壇、水族館ボランティアなどで活動。

メールでのお問い合わせ、質問などはコチラ!
shark.sociology.ricky@gmail.com

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