【2020年9月】しながわ水族館に行ってきた!

おはヨシキリザメ!サメ社会学者Rickyです!

品川方面に用事があるたびに水族館に行っていましたが、ここのところずっとマクセルアクアパーク品川の方だったので、今回はしながわ水族館に行ってきました!

「しながわ水族館」と言いつつ最寄り駅は大森海岸ですが、そこは気にせず笑。

今回はいくつか生き物をピックアップして紹介していきます!

ハオコゼです。

頭からトサカが生えたようなファンキーな見た目をしていますが、これは背鰭の棘です。

ハオコゼは10cm程度の小型の魚ですが、背鰭の棘が非常に長く、しかも毒を持っています。

刺されても命にかかわることはないと思いますが、広い範囲に生息していて、磯遊びや釣りで出会う機会も多いです。見つけた際は十分に注意してください。

ちなみに、ハオコゼの毒はタンパク毒なので、火傷しないくらいの熱いお湯に刺された部分を浸すのが応急処置として有効です(あくまで応急処置なのでさっさと病院に行きましょう)。

 

ハオコゼよりもシャレにならない毒を持っているのがこのソウシハギです。

ソウシハギは海草やイソギンチャク、ホヤなどの生物を食べます。そして、イソギンチャクを食べることによって「パリトキシン」という猛毒を消化管や肝臓に蓄積させます。

パリトキシンを摂取してしまうと、激しい筋肉の痛み、黒っぽい尿が出る(ミオグロビン尿症)、歩行困難、呼吸困難などの症状に苦しみ、最悪の場合、死に至ります。

ソウシハギは熱帯性の魚とされていますが、地球温暖化のせいなのか愛知、神奈川、福井などでも確認されています。

筋肉に毒が含まれていないことから一部地域では食用とされていますが、素人が調理すればろくなことにならないと思うので、釣りとかで手に入れても食べずに逃がしてあげることを強くお勧めします。

 

テッポウウオです。実はこの水槽、テッポウウオ科の仲間が3種います(見分けが難しいので写真のこの子がどれとは明言しません笑)。

テッポウウオの仲間はご存知の通り、口から鉄砲のごとく水を発射して水上にいる昆虫などを打ち落として食べます。上顎に喉から口の先までまっすぐ伸びる細い溝があり、長い舌をそこに当ててストロー状の水路を作ったのち、鰓蓋を閉じた水圧で水を発射します。

非常によくできた水鉄砲で速さもすごいのですが、ジャンプして食べたり、普通に水中の小動物を捕食することもよくあるようです。

テッポウウオが飼育員さんが持つ餌をジャンプで食べる瞬間。動画のスクショなので構図とかブレとかはお許しください笑。

 

 

この子も有名ですね。デンキウナギです。ウナギと名前が付いていますが、ウナギ目の仲間ではなく、デンキウナギ目という完全に独立したグループの魚です。哺乳類に例えるならチンパンジーとウマくらい離れています。

名前の通り体に持つ発電器官で電気を発生させ、周囲の環境を把握したり獲物や外敵を痺れさせます。最大で600~800Vに達するため、電撃を食らうと「ズンッ!」という重みのある痛みに襲われます。ショック死までいかずとも体が動かなくなって溺死・・・なんてこともあるので、野生で出会いたくない生物かもしれません(アマゾン川などに生息しています)。

ちなみに、「体に持つ」と言いましたが、実際には体の半分以上が発電器官です。以前にサンシャイン水族館の『ざんねんないきもの展』で「のどに肛門がある」などと紹介されましたが、これは内臓を全て頭のすぐ後ろに押しやってしまっているためです。そのためなのか、泳いでいる姿を見ていると、たしかに後ろ側はついでについてきている感があります。

ちなみにしながわ水族館では、デンキウナギが放電すると電圧が分かるように掲示板がついています。

ピカチュウやエネルの電撃わざと違ってデンキウナギの放電は目には見えません。放電しているかどうか、これで確認してみてください。

 

そして、しながわ水族館においてサメ好きが忘れてはいけないのがこの子です。

シロワニです!しながわ水族館だと出口の前、最期の水槽にシロワニが二匹泳いでいます。円形水槽でゆっくりと泳ぐ姿は非常に迫力がありますが、今回注目してほしいのは歯です。

シロワニは歯を常にむき出しにして泳いでいるので、非常に歯が観察しやすいです。間近で見ると、控えの歯まではっきり見ることができます。

一番手前の歯の後ろにさらに歯があるが分かりますね。手前の歯が抜けると、奥の歯が立ち上がってきます。

ちなみに、シロワニはサメの中でも歯が大きくて抜けるペースも早いので、水槽の底を見ると歯をたくさん発見することができます。

水槽の底にあるシロワニの歯。

ちなみに、しながわ水族館のトイレに行くと・・・・。

お洒落なシロワニの絵がありました!!

 

この他にも沢山の生き物がいましたが、ひとまずここまでです!ここで紹介していない生物もYouTube動画で解説する予定なので、そちらも是非よろしくお願いします!

 

 

【Writer Profile】

サメ社会学者Ricky

1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国ポートランド州立大学へ留学。

サメをはじめとする海洋生物の生態や環境問題などについて発信活動を展開。

本HP『World of Sharks』での運営のほか、YouTube動画配信、トーク・プレゼンイベント登壇も行い、サメ解説のライターとしても活動。水族館ボランティアの経験あり。

メールでのお問い合わせ、質問などはコチラ!
shark.sociology.ricky@gmail.com

 

 

 

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