バショウカジキが水族館に!?激レア展示を見にアクアマリンふくしまへ行ってきた!

おはヨシキリザメ!サメ社会学者Rickyです!

まさか、この魚が生きている姿を水族館で見られる日が来るとは・・・。

水族館でレア魚が展示されるとTwitterで話題になるのは魚好きあるあるですが、ここまで僕のタイムラインが大騒ぎになったのは初めてかもしれません。サメ好きとしてこれを言うのもどうかと思いますが、ラブカやミツクリザメを超える大物です。

見出しとサムネイルでネタバレしているのでこれ以上もったいぶりませんが、その魚と言うのがバショウカジキです!!

アクアマリンふくしまの潮目の海の大水槽・黒潮側に展示されたこのバショウカジキ、恐らくほとんどの方がご存知だと思いますが、生きて泳いでいる姿を見たことある人はどれだけいるでしょうか。しかも水族館で・・・。

バショウカジキをはじめとするカジキ類は熱帯や温帯海域の外洋を泳ぎ回る魚です。黒潮をイメージしてイワシやマグロ類を展示しているこの水槽にはピッタリのスターですが、高速遊泳に特化した生物で体が傷つきやすいので、採集・運搬・飼育どの段階でも困難を極める魚です。

過去にアクアマリンふくしまは2009年に2カ月間の展示に成功しています。2カ月というと普通の人の感覚からすれば短いかもしれませんが、バショウカジキをここまで生きた状態で運んで展示できたこと自体が、世界初の実績です。

かつて展示されたバショウカジキの剥製。

今回の展示は、11年ぶりの快挙ということになります。

残念ながら展示開始後に吻先が折れてしまい、本来よりも吻が短くて少し痛々しい姿になっていました。さらに、今回展示された子は1m前後とバショウカジキとして小ぶりなサイズであったこともあり、「なんか思っていたのと違う!」と叫ぶ女の子の声も聞こえました。

ただ、それでも圧倒的なカッコよさと美しさでした。青みがかった銀色の体色、芭蕉の葉を思わせる大きな背鰭、ゆったりとした泳ぎから時に見せる素早い動き・・・。まさに「大洋の碧き航海者」という二つ名がピッタリの魚です。

遠目に見ても美しいその姿!

 

ちなみに、この水槽にはカジキ以外にも魚が展示されていて、特にイワシの群れは一つの生き物のように動くさまは圧巻です。

邪魔!カジキが見えない!・・・とか言わないでくださいね笑

まあ、僕もちょっと思ったけど笑

バショウカジキのような大きい魚の存在は、彼らの糧になる小さな魚たちによって成り立っています。この水槽はそうした命のつながりもセットでの展示です。

実際に水槽内のバショウカジキやバショウカジキやマグロ類がイワシを食べることがありますが、それは飼育の失敗ではなく、彼らの生態を野生に近い形で展示しているものだといえます。

そうした事情があるので、イワシを邪魔者扱いしないであげてください。

それに、この水槽にはカジキの他に僕の大好きな魚がいますが、その子がイワシの群れを分けるように泳いでくる様は最高にカッコいいです!

カラスエイです!ガラスの反射がすごくてあまりいい写真ではないかもしれませんが、見て欲しいのはこの子の真っ黒な体と少し厳つめの青みがかった目です。

カラスエイはアカエイの仲間ですが、浅い海の海底に住んでいるアカエイとは異なり、外洋を泳ぐ珍しいエイです。この子もこの水槽に相応しい存在です。

このカラスエイ自体も、この子目的でアクアマリンふくしまに行ってもいいくらい魅力的な生物なので、この子とバショウカジキが一緒に泳ぐ姿は、僕にとって夢の共演です!

かなり遠めですが、バショウカジキとカラスエイのツーショットです。

 

なお、アクアマリンふくしまはこの子たち以外にも素晴らしい展示が目白押しです!

今後また別記事で詳しく紹介するかもしれませんが、ひとまず写真だけいくつかお見せします。

 

ユーラシアカワウソ
ご飯を食べている途中に無表情になるフェネック。
ケムシカジカ
不細工で有名なニュウドウカジカ。水中だと勇ましい顔をしています。

バショウカジキやその他の生き物の紹介は、YouTube動画に近日アップしようと思っているので、そちらもぜひよろしくお願いいたします!

 

 

【Writer Profile】

サメ社会学者Ricky

1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国ポートランド州立大学へ留学。

サメをはじめとする海洋生物の生態や環境問題などについて発信活動を展開。

本HP『World of Sharks』での運営のほか、YouTube動画配信、トーク・プレゼンイベント登壇も行い、サメ解説のライターとしても活動。水族館ボランティアの経験あり。

メールでのお問い合わせ、質問などはコチラ!
shark.sociology.ricky@gmail.com

 

 

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