サメ初心者向けFAQ

このページではサメにまつわるよくある質問をまとめています。サメ好き以外の方々と交流する中でよく受ける質問、昔自分が疑問に思っていて解決した素朴な疑問などを紹介します。ネタができ次第どんどん更新していきます。

※簡単に答えるだけなので、文献への言及は省略しています。

Q:サメと一緒に泳いで襲われたり食べられないの?
A:もちろん襲われる可能性が全くないわけではないですが、それはどの生き物も同じです。僕は今までネムリブカ、シロワニ、オグロメジロザメなどど泳いできましたが、一回も噛まれたことはありません。加えて強調したいのは、サメには500種類以上種類がいるということです。そのため、「サメと泳いでも襲われることはほとんどない」というよりも、「ほとんどのサメは安全だから大丈夫だけど、一部のサメは危険だし、こちらが怪我をしていたりしたら危ないかもしれない」というのが正確な答えかもしれません。

Q:サメの頭はいいの?
A:「頭がいい」の定義自体が難しいので答えづらいですが、愚かな生き物ではないと僕は思っています。体重の違いを考慮した脳の大きさについて、サメの脳は鳥類や哺乳類にも匹敵するとも言われますが、思考能力というよりも感覚器官を使うための部分が発達しているようです。しかし、レモンザメを使った実験で一定の記憶能力・判断能力が認められたという報告もあります。また、僕の友人の飼育しているサメは飼い主の手に乗るなど懐くような仕草を見せることがあり、刺激に反応するだけの機械のような存在ではないことが窺えます。

Q:水族館でサメを他の魚と一緒の水槽に入れて、魚を食べてしまわないの?
A:食べます。そして、それはとても自然なことなので驚くことではありません。サメ以外の魚もやっています。ただし、定期的に餌付けをしているためなのか、しょっちゅう食べてしまうことはないようです。また、食べられる側の魚も無能なわけではないので、群れを作ったり泳ぎ回ったりと、そうそう簡単にサメに食べられないようにしているはずです。

Q:サメは美味しいの?
A:どの食材もそうですが、鮮度が保たれていて適切に調理すれば美味しくなります。ただし、サメの場合は種類によります。僕がよく食べるのはモウカザメと市場で呼ばれるネズミザメです。煮付けにするとやや歯ごたえのある焼き魚みたいな食感になります。一方、サメ談話会でカグラザメを食べたときは、ホルモンのような弾力のある感じでした。また、宮城県気仙沼ではネズミザメの心臓の刺身が「もうかの星」と呼ばれて売られています。二度ほど食べましたが、クセのない馬刺しのような絶品でした。ただし、サメの血には尿素が流れていることもあり、処理を間違えるととてつもない臭いがするそうです。

Q:サメは川や湖にも住めるの?
A:『シャーク・ナイト』をはじめとする一部の映画で川にサメが登場しますが、種類と条件によっては起こり得ることです。もっとも有名な例は、オオメジロザメ(学名:Carcharhinus leucas)でしょう。熱帯や亜熱帯の海だけでなく、ガンジス川、ミシシッピ川、アマゾン川、沖縄諸島の一部の川でも生息が確認されています。また、ドチザメ(学名:Triakis scyllium)などは汽水域(海水と淡水の交わる河口付近などの場所)にも現れます。この他にも、ガンジスメジロザメ(学名:Glyphis gangeticus)に代表される一部のサメが淡水域に生息しています。

Q:サメのおちんちんは何で2本あるの?
A:まず知らない方もいるかもしれないので確認すると、サメのおちんちんは2本あります。そして、正直その理由は分かりません。雌の胸鰭に雄が噛みついて寄り添いながら交尾するため、どちらからでも挿入できるように2本あるのではないか、片方が食べられたりしてもいいように2本あるのか、色々説はありますが、どれもしっくり来ず、解明されていません。

Q:ニタリの尾びれは何で長いの?
A:ニタリ(学名:Alopias pelagicus)を含むオナガザメ科のサメたちは非常に長い尾びれを持っています。彼らはその尾を思いっきり振り上げ、それを魚にぶつけて気絶(または絶命)させて食べています。しっぽでアタックとは漫画みたいでにわかには信じがたいかもしれませんが、事実映像記録も残っており、オナガザメが漁獲されるときは大抵尾びれが針にかかっているという証言もあります。

Q:Rickyは何でサメを好きになったの?
A:サメについてではないですが、よく聞かれるので(笑)。僕は子供の頃から『ジョーズ』や生き物系のドキュメンタリー番組を何度も観ていて、昔から生き物好きでした。ただ、なんでピンポイントでサメにここまで魅せられたのか、きっかけはよく覚えていません。サメ以外も、犬、猫、フクロウ、熊、蛇、ワニ、イカ、クジラ・イルカなどが好きです。

Q:彼女にするならやっぱりサメ好きがいいの?
A:強要はしません(笑)。ですが、将来の結婚相手は生き物好き、加えて言うなら子供好きでいて欲しいです。あと、僕の部屋にはサメのぬいぐるみだけでなく顎の骨格標本とかが置かれていて、休日もよく水族館に行くし、子供ができたら海に連れていきたいと思っているので、そういうことにOKな相手が理想です。

Q:サメの魅力って何?
A:カッコいい、可愛い、美しい、面白い、いろんな面から語れます。獰猛と言われる種類でも正面顔や目が可愛いですし、泳ぐ姿は優雅で美しいし、肌は綺麗で、生き物として興味深いことが沢山あります。はまんない理由がむしろないですね。

Q:写真とか見ればRickyはサメを見分けられるの?
A:種類と写真によります。見分けが極めて難しい種が多く、僕自身500種類全ての特徴を把握できていません。また、見分け方が分かる種でも、「この写真では見分けるポイントが写っていない無理」という場合もあります。見分けのポイントになりやすいのは鰭の位置・形、顔つき(特に吻先)などです。

Q:サメを襲う生き物っているの?
A:大型のサメ、グルーパー(ハタの仲間)、シャチなど、そして人間です。イタチザメなどのサメが自分より小さいサメや卵を食べてしまう例が報告されています。また、大型のハタが釣り上げられる寸前のサメを丸のみにする動画がYoutubeで話題になりました。そして、シャチはホホジロザメですら襲う極めて強力なハンターです。最後に、人間は駆除・フカヒレ漁、混獲などによって数多くのサメの命を奪っています。