コギクザメ (Echinorhinus cookei)

和名:コギクザメ
学名:Echinorhinus cookei
英名:Prickly shark
分類:キクザメ目キクザメ科キクザメ属
CITES:記載なし
生殖方法:卵黄依存型胎生
飼育難易度:★★★★★★(長期飼育実績なし)
見れる場所(野生):太平洋の熱帯・温帯海域(深海)
見れる場所(飼育):なし

【特徴】
2種しかいないキクザメ目の中の中で「コギクザメ」とつくので小さいのかと思いきや、コギクザメはキクザメよりも大型で、鱗の形も異なるサメです。キクザメ同様に謎が多いサメですが、全長は3m前後で、大きいものでは4mになるとも言われています。2基の背鰭が体の後方にある、臀鰭がないなどはキクザメと同じですが、楯鱗の直径が0.4cmと小さく体全体についています。また、側線がかなり目立つのもコギクザメの特徴です。

 

【生態・行動など】
コギクザメは太平洋の熱帯・温帯海域に生息していて、米国カリフォルニア州、ハワイ諸島、ニュージーランド、オーストラリア、台湾、日本などで確認されています。深海に住んでいますが、頻繁に表層に上がってくるそうです(と言っても他のサメと比べれば希少種です)。

生態の多くが謎に包まれていますが、硬骨魚やイカの仲間、他のサメなどを食べて暮らしています。

生殖方法は卵黄依存型の胎生です。妊娠個体の記録が少ないですが、ハワイにて305cmのメスの胎内から105尾の赤ちゃんが見つかっているので、かなり多産の可能性があります。

 

【人間との関り】
漁獲されることもあまりなく、水族館での展示も聞いたことがありません。かつて大阪海遊館に標本が展示されたことがあります。

【チャームポイント】
写真でしか見たことないですが、カグラザメの仲間に通じるようなおとぼけた表情をしていて可愛さを感じました。いつか見てみたいです。

【その他紹介】

【サイト内関連記事】

【参考文献】
Jose I. Castro 『The Sharks of North America』 2011年 p47~49
Leonard Compagno, Marc Dando, and Sarah Fowler 『Sharks of the World』2005年 p71
仲谷一宏 『サメ ー海の王者たちー 改訂版』2016年 p19

HPトップへ戻る

図鑑ページトップへ戻る