サメじゃないサメについてサメ談話!ギンザメを語る!

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アカギンザメの液浸標本

おはヨシキリザメ!自称サメ社会学者Rickyです(ついにブログでもこの挨拶を始めてみました笑)!

毎月恒例の沼口麻子さん主催のサメ談話会!

今回はギンザメについて解説して頂きました!今回は学んだ内容+補足を紹介しますね。

アカギンザメの液浸標本

 

サメ好きの方ならすでにご存知かと思いますが、ギンザメは厳密に言えばサメに仲間ではありません。

サメは軟骨魚類と呼ばれるグループに分類されます。より正確に言えば、軟骨魚綱 板鰓(ばんさい)亜綱に属しています。

生き物を住所のようにグループ分けすると、界→門→綱→目→科→属→種という順番に細かくなっていきます。種が最小単位で、お猿さんの仲間である僕たち人間(Homo sapiens)やサメの仲間のホホジロザメ(Carcharodon carcharias)などがこれに当たります。住所であれば具体的な建物や部屋番号ですね。さらに、この網や目の間に亜綱や亜目というより細かいグループ分けがあったりします。

このグループ分けにサメを当てはめると、動物界→脊索動物門→軟骨魚綱→板鰓亜綱という風に分類され、お馴染みのメジロザメ目、ネコザメ目というサメのグループに分かれていきます。

ネコザメ代表ホーンシャーク。カワユイ…。

ギンザメは軟骨魚綱に属しているのでサメに近い動物ですが、サメやエイの板鰓亜綱ではなく、全頭亜綱というグループに分類されるので、サメではありません。

全頭亜綱、俗に全頭類と呼ばれる仲間は、現生ではギンザメしか確認されていません。全頭、という名前は、サメと異なり頭の骨と顎の骨が分離していないことからついたのでは、と言われています。

ギンザメとアカギンザメの頭骨標本。

他にも、サメやエイでは5対ある鰓孔が1対しかない、側線(水の流れを感じる体側面にある器官)がつぎはぎみたいに目立つなど、サメとは異なる特徴があります。

深海魚まつりイベントの時のギンザメ

 

そんなギンザメについての知識を学びつつ標本を触りつつ、後半はお決まりのフリートーク。今回は参加者の方がギンザメ意外にも激レアな標本を持ってきてくださいました!

ホホジロザメの歯、脊椎骨、マッコウクジラの歯!水族館でも見れるか分からない貴重品です!

サメのクラスパーの骨!

カグラザメの歯!可愛い顔をして厳つい歯をもっています!

 

メインのテーマ以外も熱く語って楽しく学べるのがサメ談話会のいいところですね。

次回はサメフェスタというクリスマスパーティーになるので、参加する方は当日よろしくお願いします!

 

投稿者プロフィール

1992年東京都生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国、ポートランド州立大学に留学。

HPやYouTubeでサメなどの海洋生物・水族の生態を紹介、環境問題の解説を行っている。サメや関連イベント参加、水族館巡り、ダイビング、標本作製などサメや生き物活中心の生活を送る。水族館のボランティアスタッフの経験あり。トークイベントのプレゼンターやライターとしても活動。

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