サメの食事量ってどのくらい?サメとイルカではどちらの方が食べるのか?

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サメってバカバカ魚を食いまくるって皆さん思ってまいせんか?

今回はサメの食事量についてご紹介します!

目次:
【シロワニの食事量】
【バンドウイルカの食事量】
【食事量の差の要因は?】

 

【シロワニの食事量】
サメの食事量というと、どうしてもものすごい量を食べるイメージがあると思います。一般にイメージされるサメの体が大きいってのもありますし、ハリウッド映画では「人食いザメ」なるモンスターが人間を何人も食べていたりするので、無理がないでしょうね。

じゃあ、実際のサメはどのくらい食べているのか?とある水族館で飼育されてるこちらのサメの量を見ていきましょう。

このシロワニ(学名:Carcharias taurus)は全長は約3mほど、なかなかの大きさです。このシロワニの1日の食事量ですが、皆さんどれくらいだと思います?

実は、シロワニが1日に食べる餌の量は、平均するとたったのアジ3尾ほど!かなり少なくないですよね!僕なんてひどいときは昼ラーメン食べて夜もラーメンなんてことがあるので、信じられないですね(ただの食いすぎです)。

 

一方、サメと同じような体つきをしていて大きさも同じように大きいイルカはどのくらい食べているのでしょう?

 

こちらは同じ水族館のバンドウイルカです。水族館ではもっともよく見るイルカですね。

このバンドウイルカの食事量はどれくらいかというと、なんと1日の餌の量は10㎏以上!

先ほどのシロワニの食事量をアジで換算すると、600g~1kgほどですので、バンドウイルカはその10倍以上食べていることになります。

もちろん、サメによってはシロワニより沢山の餌を食べる種もいますが、一般的にサメよりもイルカの方がバクバク餌を食べるわけですね。

これが何故かと言えば、サメとイルカは同じ海の生き物ですが、変温動物と恒温動物という大きな違いがあるからです。変温動物のサメは周りの水温によって体温が影響を受けやすいですが、自分で熱を作るために哺乳類ほどエネルギーをまわさないので餌の量も少なくて済むんですね。

一方イルカは僕たちヒトと同じ哺乳類で恒温動物です。つまり、体温を一定の高さに維持するためにたくさんのエネルギーを使います。そのため、大量の餌が必要になるわけです。今回は水族館で飼育されているサメとイルカの食事量でしたが、体の構造から考えて、野生でも同じように、サメよりもイルカの方が沢山餌を食べているでしょう。

さあ、ここまで聞いてサメとイルカの印象が少し変わったのではないでしょうか?

水族館に行くときは彼らが何をどのくらい食べているのか、なんてこともちょっと考えてみてください!

 

この記事はYouTubeで以前紹介した内容をもとに書いたものです。サメの生態や生き物系書籍のレビューなどのコンテンツを配信しています!

 

【Writer Profile】

自称サメ社会学者Ricky

1992年東京都葛飾区生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国ポートランド州立大学へ留学。2016年から現在の肩書を使って活動。社会人として働きながら、サメや環境問題などについて情報発信を行なっている。水族館ボランティアとしても活動。主な発信分野はサメの生態、水産業、動物倫理、進化生物学など。

Youtubeでの動画配信や、第3回ソーシャルドリームコンテスト、もうやん文京などプレゼン・レクチャーイベントで登壇。今後、書籍の出版など活動の幅を広げていく予定。

メールでのお問い合わせ、質問などはコチラ!
shark.sociology.ricky@gmail.com

投稿者プロフィール
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1992年東京都生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国、ポートランド州立大学に留学。

HPやYouTubeでサメなどの海洋生物・水族の生態を紹介、環境問題の解説を行っている。サメや関連イベント参加、水族館巡り、ダイビング、標本作製などサメや生き物活中心の生活を送る。水族館のボランティアスタッフの経験あり。トークイベントのプレゼンターやライターとしても活動。

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