ウチワシュモクザメの頭の骨はどうなっているのか?

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おはヨシキリザメ!サメ社会学者Rickyです!

先日、サメ仲間の一人から興味深い標本を見せてもらったので、今回はその紹介です!

突然ですが、ウチワシュモクザメというサメをご存知でしょうか。

シュモクザメと言えばご存知の通りハンマーヘッドシャークです。以前にも紹介記事を出しましたが、頭の形がトンカチみたいに左右に張り出している面白いサメたちです。

シュモクザメの仲間は、実は2属9種類の仲間が知られています。日本近海に生息しているとされるのはアカシュモクザメ、シロシュモクザメ、そしてヒラシュモクザメですが、これらとは別にサメ界隈では有名なシュモクザメがもう一種います。

それが、ウチワシュモクザメです。

名前の通りハンマーというより団扇のような丸みを帯びた見た目をしています。日本の水族館でよく飼育されているアカシュモクザメは大きくなると3m以上にもなりますが、ウチワシュモクザメは最大でも2mを超えることはないとされるかなり小型のシュモクザメです。

本題から逸れるので簡単に紹介すると、このウチワシュモクザメは、世界で初めて単為生殖、つまりメスだけで子供を産んだことが確認されたサメです(詳しい解説はコチラ)。また、ウチワシュモクザメは動物だけでなく植物も食べているのではないか?というニュースが報じられたりと、なにかと話題になりがちなサメでもあります。

そんなウチワシュモクザメ、頭の形がアカシュモクザメなどと異なりますが、頭の骨はどうなっているのか?有名なサメではありますが、日本近海に生息していないこともあり、生体や骨格問わず実物を観察する機会はあまりない気がします。

今回はそんなウチワシュモクザメの頭骨標本を見せてもらいました!

確かにシュモクザメっぽい形ではありますが、アカシュモクザメやシロシュモクザメと比べると、明らかに横幅が違うのが分かります。眼球がある位置の形も独特ですし、左右にある鼻孔とは別に、頭の中央部に謎の二つの穴が空いているのも興味深いです。ちなみに、吻端の皮の部分はあえて残しているそうです。

僕の自宅にあるアカシュモクザメの標本。

一口に「シュモクザメ」と言っても、種によって多様な仲間がいることが改めて分かりますね。

 

また面白い標本が観察できた際には紹介しますので、引き続きよろしくお願いいたします!

投稿者プロフィール

1992年東京都生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国、ポートランド州立大学に留学。

HPやYouTubeでサメなどの海洋生物・水族の生態を紹介、環境問題の解説を行っている。サメや関連イベント参加、水族館巡り、ダイビング、標本作製などサメや生き物活中心の生活を送る。水族館のボランティアスタッフの経験あり。トークイベントのプレゼンターやライターとしても活動。

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