【サメ映画】B級&Z級だらけの最新サメ映画から普通の人にお勧めできる作品を紹介!

未分類

おはヨシキリザメ!サメ社会学者Rickyです!

今回はみんなが大好きなサメ映画紹介です。

先日令和4年、2022年に突入したわけですが、2021年も沢山のサメ映画が公開およびソフトリリースがされました。

そのほとんどが、いわゆるZ級サメ映画だったんですが、2作品だけ一般の方にもお勧めできそうな作品があったので、今回はそれを紹介していきます!

 

海底47m 古代マヤの死の迷宮

『海底47m 古代マヤの死の迷宮』はヨハネス・ロバーツ監督のサメ映画です。2020年に公開、2021年にソフトリリースされました。

■■■■あらすじ■■■■■■■■■■■■■■■■

考古学者の娘ミアと、血のつながっていない姉妹であるサーシャは檻に入ってホホジロザメを観察するボートツアーに参加することになった。しかし、友人アレクサとニコールに会ったことをきっかけに、ツアーに参加せず、秘密のラグーンに出かける。

周りに誰もいないラグーンを楽しんだ彼女たちは、軽い冒険のつもりでラグーン内の水中遺跡にダイビングすることに。しかし、ひょんなことから 遺跡の一部が崩れて閉じ込められてしまい、さらに巨大ザメの襲撃を受ける。

出口の見えない暗闇、減っていくタンク内の空気、そして人食いザメ・・・。果たして彼女たちは無事生還することができるのか?

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

本作は、以前の記事でも紹介した『海底47m』の続編にあたります。ストーリー上のつながりはありませんが、前作と同じ監督、脚本で製作されています。

今回の作品は個人的な思い入れがあります。この映画はサメ映画では珍しく日本でも劇場公開されたんですが、なんと私、サメ社会学者Rickyが、劇場パンフレットの一部を執筆いたしました!

まあ、だからというわけではないですが、ストーリーや恐怖演出がしっかりしていて、近年B級、Z級ばかりが公開されるサメ映画の中で、久しぶりの良作と言っていいと思います。

暗闇から白濁した目の真っ白なサメが現れる恐怖演出や、遺跡の中で残りの空気が減っていく絶望感は、非常に良い仕上がりになっています。

なお、本作では洞窟に閉じ込めれて独自の進化を遂げた、盲目の白いホホジロザメが登場します。

そもそも高速遊泳をするホホジロザメが狭く入り組んだ遺跡内にどうやって適応したのか、洞窟という獲物がほとんどいない環境でホホジロザメが生き残れたのか・・・。こうしたことを考慮すると、設定自体はかなり無理がある気もしますが、演出が作りこまれてサメの造形もちゃんとしているため、ホラー映画として十分に楽しめます。

迫りくるサメをやり過ごしながら出口を探すストーリー展開は、名作『ディープ・ブルー』を彷彿とさせる緊迫感がありましたね。途中脱出できそうになるところでハプニングが起きたり、冒頭のケージダイブの話がラストにつながっていくなど、閉鎖空間が舞台でありながら、飽きさせない展開を見せてくれます。

また、本作は女優陣も注目で、登場する女子高生4人のうち、二人を大物俳優の娘さんが務めています。

サーシャ:コリーヌ・フォックス(ジェイミー・フォックスの娘)

ニコール:システィーン・スタローン(シルベスター・スタローンの娘)

ハリウッドスターの子供はサメ映画でどんな演技を見せてくれるのか?そんなところにも注目できる作品です。

まだ観ていない方も、一度見た方も、これを機にぜひご覧いただけると嬉しいです。

 

グレート・ホワイト

『グレートホワイト』は2021年に公開されたマーティン・ウィルソン監督のサメ映画です。

■■■■あらすじ■■■■■■■■■■■■■■■■

水上飛行機のオペレーターであるチャーリーとその恋人のキャズは、投資アナリストであるジョージとその妻ミシェルの依頼で、とある島への向かいます。

美しい島を満喫する一行でしたが、彼らはそこで、足を食いちぎられた男性の腐乱死体と、恋人と思しき女性の写真を発見します。

チャーリーたちは飛行機を使い女性の捜索を開始しますが、その途中でサメの襲撃を受け、沈没してしまいます。

どうにか救命ボートに乗り込んだ彼らは陸を目指して漕ぎ出しますが、その後ろには獰猛なホホジロザメが迫っていた・・・。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

先ほど『海底47m』の続編を紹介しましたが、本作は『海底47m』の製作総指チームが再集結して制作された作品です。なお、作品名の『グレート・ホワイト』はホホジロザメの英名Great white sharkから来ています。

美しい島を楽しんでいた一行が海に放り出されて、陸を目指す中でサメに襲撃されるというストーリー展開は、『赤い珊瑚礁オープンウォーター』と似ていますが、『赤い珊瑚礁』が実話をもとにしているのに対し、本作『グレート・ホワイト』は完全なフィクションとなっています。

映像の作りこみからして『赤い珊瑚礁』よりお金がかかっている感があり、フィクションならではのサメとの闘いやドラマチックな展開が見どころの作品です。劇場公開こそされていないですが、Z級映画の公開が続いた2021年においては珍しい、シリアスな本格サメ映画となっています。

サメの出来上がりについても、一部チャチに見えるところもありますが、全体的には凄くイイ感じです。海の中を泳ぐ姿や、突然ボートを襲う姿は非常にリアリティがあり、恐怖と迫力のある場面に仕上がっています。

また、『ジョーズ』で多く用いられた

・人が海を泳ぐシーンで泳いでいる人と同じ目線で水面を映して臨場感を高める、

・サメの姿をあえて多く映さず、背鰭や影でその存在を暗に示し、サメが現れたときのインパクトや恐怖感を煽る

という手法が、効果的に使われているなと感じさせる場面も多くありました。

水中を泳ぐ人の足だけ微妙に映るシーンも、「サメが来るのか、間に合うか?」みたいな緊迫感を出していて非常に良いです。

ただ、この映画の残念なポイントは、サメの雄叫びです。

以前「実際にはあり得ないサメ映画あるある」の記事でも取り上げましたが、現実のサメは吠えません。しかし、この『グレート・ホワイト』のサメは、終盤の方で、明らかにクッパみたいな声を出します。

音楽の演出がたまたまそう聞こえただけかなって思い見返したんですが、やっぱりクッパでした。

もう一度確認のために言っておきますが、サメは吠えません。

この件については、サメ映画のマニア・コレクターであり、サメ映画のバイヤーや翻訳の仕事をされているサメ映画ルーキーさんも言及していて、『劇場公開作品並みのものを見てきたのに、急にこっちのフィールドに来た』と、コメントされていました。

そういうツッコミどころはありますが、全体としては面白い作品として仕上がっていますので、一見の価値は十分にあると思います。

 

 

投稿者プロフィール

1992年東京都生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。アメリカ合衆国、ポートランド州立大学に留学。

HPやYouTubeでサメなどの海洋生物・水族の生態を紹介、環境問題の解説を行っている。サメや関連イベント参加、水族館巡り、ダイビング、標本作製などサメや生き物活中心の生活を送る。水族館のボランティアスタッフの経験あり。トークイベントのプレゼンターやライターとしても活動。

ライティングやトークイベントのご依頼・その他お問い合わせはコチラ↓
shark.sociology.ricky@gmail.com

サメ社会学者Rickyをフォローする
未分類
サメ社会学者Rickyをフォローする
The World of Sharks

コメント

タイトルとURLをコピーしました