ネックレスクラカケザメ (Parascyllium variolatum)

基本情報

和名:ネックレスクラカケザメ
学名:Parascyllium variolatum
英名:Necklace carpetshark
分類:テンジクザメ目クラカケザメ科ヒゲナシクラカケザメ属
CITES:記載なし
生殖方法:卵生
飼育難易度:★★★☆☆☆(水族館などで飼育可)
見れる場所(野生):オーストラリア南部
見れる場所(飼育):アクアワールド茨城県大洗水族館

特徴

標準和名は「ネックレスクラカケザメ」ですが、英名のカタカナ読みである「ネックレスカーペットシャーク」の方が聞き覚えがあるかもしれません。体全体は細長く、背鰭も胸鰭も小さいので、サメといよりもウナギを思わせるシルエットをしています。大きさは最大でも90cm程度の小型のサメです。

名前の由来になっているのは頭の後ろにある黒い帯模様です。厳密には魚類に首はないのですが、この首っぽい部分にちょうど帯模様があることからこの名前が付きました。体色には個体差があるようですが、このカーペット模様はどの個体も共通して持っています。なお、「カーペットシャーク」というのはテンジクザメの仲間を指す言葉の一つです。

 

生態・行動など

ネックレスクラカケザメはオーストラリア南部にだけ生息している夜行性のサメです。岩場や砂地、海草の生えた海底などに生息しています。

生殖方法は卵生です。アクアワールド大洗では、体を砂に産めるようにして産卵する様子が確認されました。

人間との関り

食材・ペット、どちらの分野でもあまり取引されていない種のようで、混獲されることも少ないそうです。ただ、日本にはたまに入荷しているらしく、1個体5~8万円で販売していたと思しきサイトを目にします。

見た目が非常に美しいので大洗以外の水族館でも展示すれば人気が出そうですが、僕が知る限り2020年11月現在で展示しているのはアクアワールド大洗のみで、その前も海遊館が以前に展示していたくらいだと思います。

チャームポイント

ネックレスを思わせる黒い帯模様と、そこに点在する星空を思わせる白い斑点が美しいサメです。また、テンジクザメ特有のちょぼんとした表情と小さな胸鰭を少し上下させるようにして動く様子には、ちびっちゃい天使のような愛らしさを感じます。

その他紹介

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参考文献

Florida Museum 『Parascyllium variolatum』2020年11月20日アクセス
アクアワールド茨城県大洗水族館 Sea遊 第38号

 

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ギャラリー

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shark.sociology.ricky@gmail.com

 

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